家庭でメディアリテラシーの関連用語などについて話すきっかけにして欲しいと作成していた新聞風シート「メディアリテラシー新聞」全10号を作成しました




森ノオトのローカルメディアデザイン事業部では2021年から子どものメディアリテラシーをテーマに活動を行っています。
1年目はまわしよみ新聞ワークショップとセミナーの実施を核とした学びの場をつくり、大倉山おへそやこまちカフェ、みんなの放課後クラブ、コドモトそしてもちろんライフデザインラボでも活動しました。
2年目は家庭で日常的に学べるようにヒントを伝える動画を作成しました。ラボメンバーにも出演協力してもらい、新田憲太郎さんに編集をお願いしました。
3年目となる今年は家庭や地域でできるプログラム(私たちが講師としていかなくても、親や先生、スタッフができるプログラム)を考えて、経験の機会を提供することを目標に活動を行いました。
2023年9月から12月にかけて保護者の皆さんからの声を集める座談会とアンケートを実施しそれをヒントに元ネタを仮に設定。2024年1月から3月にかけて森ノオトチーム内で苦しみつつもプログラムを制作、4月から6月に協力してくださる団体や学校でテスト開催し、7月に下村さんとニュースパークでのセミナー、8月に新聞風シートを完成というスケジュールで走りました。
この新聞風シートですが、黒くて四角い真ん中のタイトルの下部に、その号のキーワードが書かれています。
「コタツ記事」「著作権」「肖像権」「生成AI」「フィルターバブル」「ネットいじめ」「寿司テロ」「災害とデマ」「インプレ稼ぎ」「フェイクニュース」の10のキーワードをテーマにしています。
この新聞風ペーパーでは、キーワードごとに具体的な事例や、起こりうるリスクについて解説しています。自分ならどうするのか、人を傷つけないように、自分も傷つかないようにするにはどうしたらいいのかを考えるきっかけにしてもらいたいです。
このシートを作るまでの試行錯誤期間にお世話になったのが、青葉区の桂台学童さんと、みんなの放課後クラブ、横浜市立立野小学校、そして蓑沢地域ケアプラザで活動するSabayさんです。
特に立野小学校では、キャリア教育の一環で「災害について伝える」ことと「アナウンサーの仕事」について講座を持たせてもらいました。
当初私のような現場を離れて長い人が放送局の仕事について伝えることについて、意義があるのか悩んでいましたが、
ニュースの裏側にどのような仕事があるのかを伝えることで、ニュースを伝えることは簡単なことではないということが伝えられるのかなという手応えも感じました・
新聞風シートは情報受発信の落とし穴を家族で確認したいとき、大人もちゃんとわかっているのか不安なときに参考情報として使えるようにつくりました。
メディアリテラシー新聞を使って週に一回1テーマを話し合うとしたら、10週間分あります。10週間繰り返せば、わからないことを家族で話し合うことが習慣になるのではないかという期待とともに、メディアリテラシー新聞をこの一年の事業成果として発表します。
情報を受発信する際、「ん?」と違和感を感じることがあると思います。大切なのはその違和感を身近な人に話してみて、違和感の正体について考えることです。一人で判断しないことが大切です。
誰もがダウンロードして使うことができます。